【イベント情報】
2011年1月8日(土) 午後2時から午後6時まで
明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー (地下1F 1001教室)
映画『ガザに生きる』5部作 各部予告編/ダイジェスト版上映
ゲスト:臼杵陽さん
あれから2年、「ガザ攻撃」もパレスチナの歴史の1事件として、人びとの記憶から忘れ去られようとしています。しかし1400人を超える犠牲者の遺族はもちろん、5500人の負傷者、家屋を失った10万人近い住民たちの苦悩は今なお続いています。 一方、イスラエルによる封鎖によって、破壊からの復興もままならず、経済基盤も破壊され、人びとの生活は瀕死の状況下にあります。
なぜガザはこの悲惨な状況に至ったのか──この問いに向き合い、伝えることは、1985年以来、20数年間、ガザの人びとと関わり、取材を続けてきたジャーナリストの1人としての責務です。昨夏以来、イスラエル政府によってプレスカード発行を拒否され、ガザを取材できなくなった現在、1993年秋以来、撮りためてきたガザの映像を元に、その問いの答えの一端を伝えていくしか残された手段はありません。映画『ガザに生きる』5部作(各部約1時間)の制作を決意したのは、そういう動機からでした。
ガザ攻撃から2周年に当たるこの時期に、5部作『ガザに生きる』の第1部から第5部までの予告編の上映、そして専門家によるガザが現在に至るまでの経緯の解説の催しで、ガザ攻撃による犠牲者たちの2周年追悼の会とします。
土井敏邦
映画『ガザに生きる』については、紹介ページをご覧ください。
→『ガザに生きる』
(注・映画の上映時間や講演・対談の内容は、多少変化する可能性があります。ご了承ください。)