─イベント情報─
【緊急報告】
ガザ攻撃から3年 今ガザはどうなっているのか
2012年3月17日(土)午後1時30分〜4時
明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー(14階/1143教室)
この3年間、私はイスラエル政府によってプレスカード発行を拒否され、ガザに入ることができませんでしたが、昨年11月末、やっとエジプト側からガザに入り、2週間取材することができました。
本来なら帰国直後に報告をしなければならなかったのですが、映画「“私”を生きる」の劇場公開のために奔走し、取材結果の整理も撮影した映像の編集もできない状態が続いていました。
2月上旬からやっと編集作業にかかり、3月中旬までに報告映像がまとまる目安がつきましたので、遅ればせながら、以下のようなガザ報告会を行います。
土井敏邦
【プログラム】
1.映像報告「ガザ攻撃から3年後のガザの現実」(約60分)
ガザ攻撃の被害者や遺族たちのその後/急速に進むインフラ復興/「封鎖緩和」の実態/トンネル搬入に依存する建設資材/医薬品や電力不足に喘ぐ医療現場/漁場を追われる漁民たち/悪化する失業・閉塞状況に失望する若者たち/ハマス強権政治への住民の不満と怒り/ハマス警察の訓練/ハマス幹部の言い分……
2.現地からの声(映像)
(映像出演)
- ラジ・スラーニ(パレスチナ人権センター代表)
「ガザ住民は乞食ではない」
- ヒルミ・ムーサ(レバノン有力紙『アス・サフィル』編集者/ガザ出身)
「ハマス政権はパレスチナ社会に何をもたらしたのか」
- アハマド・ユーセフ(ハマス幹部/前首相首席補佐官・前外務副大臣)
「ハマスは『パレスチナ統一』と『パレスチナ国家』をどう見ているのか」
(注:「内容」「発言者」は変わる可能性もあります)
3.若手研究者の報告
- 鈴木啓之(東京大学大学院生)
「ハマスとは何か」
- 塩塚祐太(一ツ橋大学大学院生)
「現地報告/国連加盟問題と捕虜交換への西岸住民の反応」
企画詳細
- 日時:2012年3月17日(土)(開場)午後1時/午後1時30分〜午後4時
- 会場:明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー(14階/1143教室)
- 参加費:1000円
- 主催:土井敏邦 パレスチナ・記録の会
- 共催:社会思想史研究会
- 問い合わせ:doitoshikuni@mail.goo.ne.jp
会場アクセス/地図
- JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
- 東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩5分
- 都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩5分