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土井敏邦 パレスチナ・記録の会

〈「異国に生きる」上映会とシンポジウム〉
ミャンマーは今、どうなっているのか

【 予約制 】
2021年8月8日(日)
10:20~16:30
東京都・日比谷図書館/コンベンションホール

趣旨

ミャンマー軍による2月1日のクーデターから半年が経ち、「ミャンマー情勢は日本のメディアでもほとんど報道されなくなりました。しかし国内ではミャンマー軍が民衆の中に「自警団」やスパイを送り込み、その弾圧は陰湿化しています。

一方、ミャンマー国内で新型コロナウイルスが猛威を振るい、7月中旬には死者は4700人を超えたと報じられてますが、実際の患者数は発表の10倍以上と言われています。しかし、「不服従運動」で公立病院を離れ市井で治療に当たる医者たちは軍から酸素ボンベを没収され、十分な治療もできない状況です。

現在のミャンマーと日本の関係で最も重要な問題は、「日本ミャンマー協会」とミャンマー軍との関係、そして在日ミャンマー人の大半を占める「ミャンマー人技能実習生」問題です。日本人ジャーナリストとミャンマー人労働組合代表が、この報告会で初めてその実態を詳細に報告します。

メディア報道からも忘れられようとする“ミャンマー”は、今どうなっているのか。国際社会は何をすべきなのか。そして私たちは日本から何ができるのか――

1988年8月8日の「8888民主化運動」と弾圧から33年目の記念日に、ミャンマー情勢を考える上映会とシンポジウムを開催します。

内容

  1. ドキュメンタリー映画上映
    『異国に生きる―日本の中のビルマ人―』(100分)
    監督・土井敏邦
    (2013年度・文化庁文化記録映画優秀賞/キネマ旬報文化映画部門 第3位)
    〈解説〉・チョウ・チョウ・ソー(『異国に生きる』主人公/在日ミャンマー市民協会・理事)
  2. 現地報告
    (映像・写真も)
    スィエ・セッ・エイー(在日ミャンマー人リーダー)
  3. ミャンマー情勢の解説
    根本敬(上智大学教授/ビルマ近現代史)
  4. 在日ミャンマー人・技能実習生の実態
    ミンスイ(在日ビルマ市民労働組合代表)(映像出演)
  5. 「日本ミャンマー協会」と「ミャンマー軍」の関係
    永井浩(元「毎日新聞」バンコク特派員)

(注) 緊急の事情により、発言者が変る場合があります。

イベント詳細

【日時】2021年8月8日(日)10時20分~16時30分(休憩あり)
(開場:10時時10分)

【場所】日比谷図書文化館 日比谷コンベンションホール(地下)

【参加費】 1500円(学割1000円)

【予約申し込み先】doitoshikuni@mail.goo.ne.jp
(定員100名に達した時点で締め切らせていただきます)

コロナ対策として、参加を希望される方は必ず連絡先(氏名・メールアドレス・電話番号)をご記入ください。

問い合わせ

【主催】土井敏邦 パレスチナ・記録の会

【連絡先】doitoshikuni@mail.goo.ne.jp