陶芸家・山本朋子さん作
「陶芸工房 Two Moons」の陶芸家、山本朋子さんがパレスチナをイメージして制作されたタイルです。パレスチナの人々の底抜けに明るいイメージや息の長い生命力が伝わってきます。
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doitoshikuni@mail.goo.ne.jp(パレスチナ記録の会)
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すぺーす・どい+ハルオン楽舍 共同プロジェクト
土井幸美(すぺーす・どい 主宰)
2008年の年末から2009年の年明け、ガザの状況を心配しながら、私はガザで出会った子どもたちの絵から一枚のアピールカードを作りました。
この絵を描いたファティマは、ガザのアトファルナろう学校の卒業生。これは、彼女が2001年に「ナクバ」(イスラエル建国にともないパレスチナ人が被った「大惨劇」)を題材に描いた絵です。私が、アトファルナろう学校でボランティアをしているときに美術の授業で彼女が描きました。
これを描いた次の日、彼女は「こんな絵はいやね。いらないわ」と絵を破ってゴミ箱に捨てました。私は、彼女が捨ててしまった絵を拾って日本に持ち帰りました。
「ナクバ」によって家族が離ればなれになる。殺される。そんな日が再び、絶対に来てほしくないと心から願って自分の描いた絵を捨てたファティマ。その思いを今のガザに重ねると、私はその思いを受けとったひとりとして多くの人に彼女の思いを伝えたいと思いました。
そのファティマの絵を、アーティストのだるま森さんがカードセットにしてくれました。
いつも、「パレスチナ記録の会」のイベント会場で販売しています。売り上げの50パーセントが「パレスチナ記録の会」を通してガザ地区のアトファルナろう学校に寄付されます。通信販売は行っておりません。
お問い合わせ
doitoshikuni@mail.goo.ne.jp(土井敏邦 パレスチナ記録の会)
→アトファルナろう学校(Atfaluna Society for Deaf Children/Atfaluna School for Deaf Children)
アトファルナろう学校の子どもたち
2009年12月更新