15才のこの少年は、頭部に爆弾の破片を受け、瞳以外、全身が動かなくなった。彼は、空になったガスボンベを交換しようと家の外に出たところで米軍の戦闘機による爆撃に遭遇したらしい。「高校生ですけど、もう学校へ行くこともできません。この子のために何ができるでしょうか」と、母親は、途方に暮れたように言った。
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フォトストーリー・トップ ファルージャ2004年4月